LIBRO / 雨降りの月曜

14:01 Unknown 0 Comments


LIBRO / 雨降りの月曜
初めて聴いたのは高校2年だったはず。
当時タワーレコードのJAPANESE HIPHOPコーナーに
陳列されていて、餓鬼レンジャーのCDと一緒に買った覚えがある。

帰ってきて聴いたところ、初めの「胎動」で飛ばされてしまった。※その話はまたいつか

聴き進めていき、トーンダウンした音楽が鳴ったところでライナーを確認すると「雨降りの月曜」と書いてあった。
なんて叙情的、なんて詩人だと思った。

ラップスタイルは高音を駆使するがとても聴き取りやすくジャケットに顔は出ているが、
想像するに木梨憲武みたいなラッパーなのかなとか思った。

押韻も無理なくスムーズで、とても良い。
また、LIBRO本人がトラックを作っているからなのか他のラッパーのように無理に攻めない、行かない。
テンポ、ノリを考え、ここでその音が鳴ったら良い、という場面で押韻する。とても心地良い。



"
成長の延長線上
自分に叩きつける挑戦状
公園の片隅で一人
その他は夜風に揺られる緑
"

簡単に情景が思い浮かべることができ、
この人はとんでもないラッパーだ!と思った。
※別の曲でもものすごい情景が浮かぶ。

また、この「雨降りの月曜」の元ネタは
有名な「Tenorio Jr.」の「Nebulosa」となっている。



ただ、元ネタを聴いても自分は「雨降りの月曜」の方が
好きだと感じる、元ネタを超える曲だとも思っている。

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